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教育訓練給付

ホームヘルパーの仕事をしていく場合、まず民間の機関を利用するのか、あるいは公的機関を選ぶのか、どういった形で研修を受けるかという事が重要となってきます。
それを決める為には、まず自分がどういう環境にあって、将来どうしたいのかという事をあらかじめ検討しておかなくてはならないでしょう。

研修後にすぐに働きたいという人は、公的機関の研修を利用すると良いでしょう。
公的機関で講習を受けた場合、修了後はそのままその機関で働く事になる可能性が高いので、仕事場を見つける手間も省けます。

一方、仕事を持っていたり、家庭があり、育児をしていたりする人は、日中なかなか時間が取れません。
この場合は、民間機関の養成研修を受けるのが好ましいでしょう。
時間的な融通がきかない場合には、公的機関のホームヘルパー研修では受講時間の確保が難しい可能性が高い為です。

ただし、民間機関の研修を受ける場合には、安くても7~8万、高いと10万以上の研修費用が必要です。
このお金を捻出できなければ、公的機関を選択せざるを得なくなります。
費用を捻出できたとしても、その後の生活に支障が出る恐れがある、しかし公的機関の研修を受けるには時間が取れないとなると、八方塞がりになります。
そこで利用したいのが、「教育訓練給付」と呼ばれる給付金制度です。

教育訓練給付は、厚生労働省が認定している講座を修了する事、雇用保険の被保険者期間が3年以上である事、離職期間が1年以内である事、本人確認の証明書を持っている事といった条件を満たせば、研修修了後に受講費用の2割が還付されるという制度です。

ホームヘルパーになりたい人は、こういった制度も踏まえた上で慎重に研修を受ける機関を選びましょう。
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